すえりんコラム

自然素材は高い?

無垢のフローリングや珪藻土、漆喰などの塗り壁と、合板フローリングや壁紙、どちらがいいのか?と質問されることがありますが、一長一短あります。

これは天然皮革と合成皮革のバッグに似ています。天然皮革は価格が高く、傷がつきやすいものの、年数が経つにつれて次第になじみ、手入れをすることで色味やツヤが変化して“味”となります。

一方、合成皮革は価格も安い上に雨や水に強く、手入れも楽です。しかし、使っていくうちに傷や汚れがダメージとなります。新しいものが一番美しい状態なのです。

無垢のフローリングの質感や肌触り、使い込んだ際の風合いは、やはり合板フローリングにはない独特のよさがあります。また、壁紙は汚れたら貼り替えるしかありませんが、珪藻土や漆喰は塗り替える必要はありません。

家は30年、40年と住み続けていくものです。目先のコストだけでなく、長いスパンで判断できるよう、当社では経年変化したフローリングなどをお見せしてアドバイスさせていただいています。

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