末吉林業は名前の通り林業からはじまった会社です。1977年12月24日のクリスマスイブに設立しました。(林業とは関係ありませんが先代社長がクリスマスケーキが大好物だったのを思い出します。)その後、1993年に株式会社に商号を改め千葉県内の建設会社・工務店に木材の他、住宅機器・サッシ等を卸すようになりました。林業と材木屋の知識と経験を活かし、「良い材料で低コストの家を造る」をモットーに毎日勉強中です。
Q & A
末吉林業は、モデルハウスは持っていませんが、常時建築中の物件はありますので基礎工事から完成まで見られると思います。
木の家の特徴は何といっても「すがすがしい木の香り」・「やさしい感触」という点が挙げられますが、その他に「断熱性に優れている」「夏は涼しく・冬は暖かい」「調湿能力が高い」という特徴があります。木造住宅は、日本の気候風土に最も適しています。
無垢材は、自然のままの木材を使用しますので、シックハウス症候群の恐れがある接着剤などを使用していません。また、無垢材には木自体が呼吸をしていますので、お部屋の調湿効果などが得られます。
乾燥材の強度は、伐採後から徐々に強度を増し、ピークは伐採後200年です。その後、100年以上かけてゆっくりと伐採直後の新材と同じ程度の強度へ戻ります。
木造建築物は、樹齢の約4倍の耐久性があります。
・法隆寺(樹齢500年材)→2000年
・戦後植林材(樹齢60年)→240年
瑕疵保証は10年と定められていますが、家は20年30年と手入れが必要です。手入れをすれば長持ちします。当社では、家を建てたら終わりではなく家を守ります。
平均的な建物の火災温度は約700~900℃前後と言われています。しかし木材は250℃に達するまで引火しないうえ、ある程度断面が大きいと、いったん燃えても表面に炭化層をつくるだけで火は内部まで進行しないため、強度が低下しません。一方、一般的に火に強いと思われている鉄は550℃を超えると急速に柔らかくなって変形してしまい強度が大幅に低下します。
地球規模では森林が減少していますが日本国内の森林蓄積量は、毎年9000万m3増加しています。1990年代前半頃から天然林の貯蓄量より人工林の貯蓄量が多くなりました。ところが日本国内の木材供給量は、年間2000万m3です。木を使うことで森林を人の手で整備することが環境にとって大切です。国内では現在森林が増え続け未整備の荒れた状態の土地が各地で増え続けていることが問題となっています。木を育てて使うことが環境にやさしい結果を生み出します。