お金の話

家づくりで気になるのは、やはりお金のこと。
当社で家を建てられるお客さまに、よくお話する内容を元に、家を建てる時に知っておきたい4つのポイントをまとめました。

資金計画はランニングコストやメンテナンスまで考えて

家を建てる時、土地代と建物を合わせた総費用ばかりを気にしてしまいがちですが、住み始めてからのランニングコストやメンテナンス費用も考えておきたいものです。

例えば断熱材の性能によって暖房、冷房などにかかる光熱費も変わります。そのため、多少費用がかかっても、長期的にはコストがかからない資材、設備を選んでいくことが大切です。

また、住み始めて10年後、20年経つと、外壁の塗装や屋根の塗装、クロス(壁紙)の張り替え、給湯器やガスコンロなどの機器の交換などが必要となってきます。

当社では、これまでの家を建てられたお客さまの声や長年にわたる経験を元に、10年、20年後まで考えた上で資材や設備をご提案しています。

土地を先に購入する場合の注意点

家を建てるために土地を購入するケースは多いですが、土地の契約が終わっていないと、建築に必要な地盤調査を行うことができません。そのため、支払いが早く始まったり、土地と建物のローンが別になったりする場合があります。

土地の契約をする際、銀行などからしっかりと説明を受けて、支払いの計画をしっかりと確認することが必要です。

つなぎ融資について検討しておきましょう

建物の工事費は、契約時、着工時、上棟時、木工事完了時、引き渡し時など、3〜4回に分けて支払っていただくことになります。しかし、銀行からローン契約者にお金が支払われるのは引き渡し後となるため、その間の支払いをするための「つなぎ融資」が必要になることも。自己資金が少ない場合は特に注意が必要です。

完成を急ぐと、かえって費用がかかる?

2019年10月に消費税が10%に引き上げられます。税率8%のうちに家を建てたいと考えている方も多いと思いと思いますが、デメリットもあることを知っておきましょう。

8%が適用されるのは、2019年3月までに建築請負契約を締結することが条件となります。つまり、それまでに建物のプランが決定しなないわけですが、通常、注文住宅はプランの検討に数カ月かかります。この検討期間を短くしてしまうと、自分たちの要望についてじっくり考えて他のものと比較したり、工事費の見積りをじっくり見直せなかったりする可能性があります。その結果、検討期間が長かった時よりも、100万円以上高い工事費になってしまうケースもあるのです。

消費税に限らず、現在住んでいる家の家賃を支払う期間を短くしたいからと、契約を急がれるケースも同じです。

お客さまには、目先の差額にとらわれず、最終的な費用を考えることをお伝えしています。

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