施工事例
新築
柏のねじれ屋根の家
柏市郊外の80年代に整備された住宅地に立つ家。落ち着いた街並みからポツポツと建て替えが目立つようになった中で一際大きい屋根と、一面いっぱいに設置されたソーラーパネルが目を引きつけます。杉赤身板を鎧張りにした外壁と木製建具が調和し、美しく仕上がりました。
家の一番の特徴は、切妻屋根がねじれながら少しずつ迫り上がっている事です。急な勾配のため工事は困難でしたが、見事な曲線に感動しました。
玄関床はいぶし敷瓦、ガラス連見で仕切り、波板ガラスの勾配天井一室として使い方がたくさんあります。
キッチン台、作業台、収納は造作にして使い勝手を一番に。床材は杉赤身無垢を使い、床暖房にしています。
2階へ上がると、太い屋根垂木と構造合板が現しの勾配天井がねじれ迫り上がっているのがよくわかり、1階とは全く違う空間で家のパワーを感じます。
竣工
2017年9月
所在地
千葉県柏市
家族構成
夫婦
設計
千田建築設計
大工
村田未次郎
規模
134.1㎡(延床82.4㎡)