新築

柏の陸亀のいる家

柏市の郊外、利根川近くの30年ほど前に開発された住宅地と田園風景の境に立つ家。

えんじ色の屋根と壁、屋根が棟の頂点から真っ直ぐに降りて来て突き出し、開口部の庇と同レベルにして広い軒下を作っています。木製格子の中が陸亀の住まい。

玄関を入ると土間が亀の庭まで続き、40kgを超える大きな陸亀が2匹と、小ぶりの陸亀が数匹間近で見られ、楽しいワクワクする家だと感じます。

土間とリビング前の部屋が吹き抜け、勾配天井で明るく、のびのびした場所になっています。

続くリビング、ダイニング、キッチン、和室とオープンにして、隔て壁をなくし、必要な時には建具で仕切れるようにしました。

活動しやすく、家族がいつの間にか集まり、いつまでもいたくなる家です。子育ての場として、休日の癒しの場として家族を守り、10年20年先のライフスタイルの変化にも対応できる家だと思います。