リノベーション

印西の大きな屋根の家

印西市の郊外、最近開発が急速に進み、以前家が点在していた田園風景が住宅街に変わる中で受け継ぎ、継承する家。

75年頃建てられた家をリノベーションする前に、地盤、基礎構造体の耐震性能、強度を調査、検証し、補強やプランデザインを話し合い、しっかりと計画ができてから工事を開始しました。

既存に増築し、屋根を瓦からガルバニウム鋼板平葺の大屋根にしました。外壁は通気モルタル下地+ベルアート吹き付け塗装で仕上げ、屋根と外壁の間にある破風板軒天を杉板を化粧で仕上げ現しにして全体を調和させています。

引違い戸の玄関を入ると右に増築したリビング、ダイニング、キッチン、勾配天井にして、梁見せにしています。正面が以前和室であった部屋を多目的に使える和室に変え、古いものでも使えるものはキレイにして使いました。左のエリアは若い夫婦の住居になっています。

大きな屋根の家で、2世帯の賑やかな暮らしがスタートします。